父母子手帳 第一弾! 妊娠期間中の振り返り

お久しぶりです。妊娠9ヶ月、もとい34週になったリラ猫です。

母子手帳ってあるじゃない。
けど、父子手帳ってないじゃない。
育児って、父母の両方が必要なのに、お父さんだけのけ者にされるのは可哀想だなぁ、と思っていたわけです。
なのでブログに作っちゃいます。
「父母子手帳」!!!!!

私自身、妊娠後期に入っても、
「無事生まれてくるか分からないから」と母子手帳に子に関して1文字も書けていない状態なのでね。
Twitterにはド本音を書きまくっているので、
転記しつつ、生まれた後も子の記録、もとい親バカ全開な記事をブログに書いて行けたらいいなと思っています。
勿論、カルマくんもね!!
母子手帳だからね!!

第一弾。とりあえず、まとめて、妊娠中の事を振り返るよ!!

子の情報

  • 名前(HN): トキ
  • 性別: 不明

性別は、分かっているような、分かっていないような……
産婦人科の先生の判定が、見てもらうたびに違う事を言ったもんで、
「生まれるまでは分からない」と思うことにしました。
なので、まだ分かりません!!!
一応、私もエコーで明らかなる「ブツ」を見たので、男の子だとは思うのだけれど…………
こればっかりは生まれてみないと分からないね。

お子の名前はもう決めてあるのだけれど、さすがにネットだからね。
HNを募集した結果、「トキちゃん」となりました。
きっと第二子は「トリちゃん」になると思うよ。

Twitterに投稿された各時期の状況

妊娠初期

リラ猫の妊娠発覚

妊娠初期は一番最初に何があったって、まずは妊娠発覚事件ですよね!!!
結婚式を2017/04/01に行って、それ以降、子を作ろうと奮闘していたものの、
4月、5月は撃沈。
元々生理がやたら重かったりとおかしかった所に加えて、
基礎体温がガッタガッタで排卵してなさそうなこともあり、妊娠を一旦断念。
6月は生理さえも遅れたので「明日、産婦人科に行ってくるわーw」と話していたものの、
念のため妊娠検査薬を試してみたら、まさかのうっすら陽性。
夜中の2時ぐらいに、眠れなくてこっそり試したこともあり、
カルマくんを叩き起こしたくなった衝動を堪えて、朝まで待ちました。
反応は、

「おー(小さく拍手」

うん。まぁ、私も、妊娠したって自覚は無かったしね。
妊娠したよ!!って言われて困る状況ではないものの、
実感が湧かないから、反応もどうしていいのか分からないよね。
カルマくんに報告後に、両親にも報告。
実母からは「流産してもおかしくない時期だから、あまり喜びすぎないんだよ!!」と言われ、撃沈。
くすん。

リラ猫の退職

妊娠発覚が6月末だったものの、新規現場が7月からスタート。
一応、9月ぐらいまでは働いていようと思っていたものの、
業務をスタートさせてみたら、
実作業と説明されていた作業が全く違うことが発覚。
その上、フォロー体制も全く違う!!
そこ持ってきて、つわりが酷く、座っているのも厳しくなってきた上に、
現場に私が妊娠した旨が全く伝わらないので、
「こんな会社で安心して妊婦生活を送れない」ということで、
退職しました。

実は仕事によるストレス太りが酷く、2年かけて20kg太ってしまっていたんですよ。
退職して1ヶ月半で、スルッと-5kg痩せました!!!!!
退職して大正解!

つわり

実は、妊娠が発覚する1週間ほど前から、
大好きなゲームをやることなく、家に帰ったら即寝るような日が続いていたんだよね。
妊娠発覚後に、カルマくんが「やたらと眠かったのって、妊娠超初期症状だったんじゃないの」という発言に、納得。
退職後は、ひたすら眠りまくる日々が続きました。
っていうか、寝ないと気持ち悪くて活動出来なくなったのよね……
眠りづわりだったようです。

しばらくして、変な匂いづわりを発症。
猫餌の匂いがダメになりましたっ!!!
猫の餌やりがダメなのは当然として、猫が餌を食べてる時に同じ部屋にいるのも厳しい。
でも、それ以外の匂いは平気だったから、不思議。

吐きづわりもあった。
お盆にカルマくんの実家に帰った翌日から発症。
食べ物は当然ダメ、水もダメ、とにかくトイレで吐きまくる。アカン。
とはいうものの、カルマくんが家にいる夜だけは何とか食べられた。
それだけが唯一の救いね……

子宮頸管ポリープ

妊娠初期中は、ずっと少量の出血があったのだ。
原因は、子宮頸管ポリープからの出血。
こいつのせいで、たまに発生する多めの出血を見て、顔面蒼白になっていた……
しかもこの子宮頸管ポリープ、普通の形ならば、診察の時にねじり切ってしまえるんだけれども、
私の場合、根本が太すぎて、ねじり切ると大量出血に繋がり、
感染症や流産の兆候見逃しに繋がるからやめておこう、という判断になったんだよね。
出産を終えたら…… 取ってもらうんだ…………

トキちゃんに対する気持ち

自分の体で人体実験の観察をしているような気分だった(爆)
子どもは確かに欲しかった。
でも、それ以上に自分たちの生活が手一杯過ぎて、
「幸せハッピーマタニティーライフ☆」
って感じではなく、
ただただ冷静に、
「今日はこのぐらい大きくなっていた」
「今日は体調が悪いから安静にしてよう」
「つわり辛い」
と現状だけをひたすら意識していた感じだった。
北朝鮮のミサイルが~、という話が多かった時期だから、
猫らをどうやって避難させようか、とかばかり考えてたな。
後は選挙もあったけれど、不倫報道が多すぎてくだらなくて、
昔は「テレビはニュースしか見ない」と言われていたけど、
「テレビはニュースだけは見せない」という事になりそうだな、なんて考えてた。

妊娠中期

引っ越し&カルマくんの退職&再就職

前の職場で、
妊娠関係なく、私の精神面で限界が来ていたこともあって退職したんだけれども、
(ストレス太りで20kg増ってヤバイでしょ)
限界が来ているのは私だけではなく、カルマくんも限界だったわけで……
元々、私の実家に引っ越しをする事になっていたので、予定を早めて9月末に引っ越し&カルマくんは退職をすることに。
10月いっぱいは、カルマくんは休養期間として、転職活動は退職してから考えよう!
というのんきな事を考えた。
けれど幸い、妹の友人が勤めている会社が、人手不足で、アプリ開発経験者を募集していたこともあり、
その職場に再就職即決。
今思えば、博打を打ったわけだけども、
仕事は大変と言いながらも、前の会社よりは負担が明らかに少ない状態で過ごせているので、
転職そのものは成功かな?
育児がひと段落した後の私の就職先も、カルマくんと同じ会社に決まっているし、
収入面では一安心。

安定期なんてなかったんや!!

出血がね。多くてね。
つわりもね。治まらなくてね。
「安定期なんてなかったんや!!!」
と何度か叫んでいた。
…………いや、これを書いている妊娠後期の私から見たら、十分安定期だったけどねwww
ただ、当時はとにかくすごく不安で不安で情緒不安定になってたな。

初胎動を感じた19週

初産婦ならば、20週を過ぎないと感じないと言われている胎動を、19週とちょっとフライングして感じた。
実は、16週の時点で、酷い腸の不調により、常にお腹がギュルギュルしていたわけだけども、
明らかに「ギュルギュル」の中に異なる感覚があったんだよね。
もっと、表面的にギュルギュル動いている感じがあった。
たぶん、それが胎動だったんだと思う。
ただ、19週はお腹に手を当てていると「ポコンッ」と衝撃をたまに感じるようになっていた。
何より、カルマくんもその「ポコンッ」を感じられた事が嬉しかったね。
そこで初めて「あぁ、何かがいる」って感じた。
そう。「何か」がいる、なんだよね。
腹の中にいるのが本当に「人間」なのか、それとも「謎の生命体」なのか……
確信が持てないという、不思議な現象に見舞われましたw

最後の夫婦旅行。ディズニーランド!

今思えば、こえーことしたね!!って思うけれど…………
妊娠6ヶ月の10月に、毎年恒例のディズニーランドに行ってきた。
しかもね。土砂降り!!! 超寒いの!!!
レインコートを着ながら、カイロで防寒バッチリしても、寒くてガタガタ震えるような状況でした。
けど、カルマくんと夫婦水入らずで旅行出来るのは、これが最後だろうと思いまして…………
結果は、行って本当に良かった。
私は毎年ディズニーリゾートに行っていた人間なんだけれども、
初めて「予約してレストランで食事をする」という経験をした。
カリブの海賊のあのレストランですよ。
塩素臭い、って思うのかな……って思ったんだけど、レストランのスペースは、塩素のえの字も感じなかったね!
もう、本当に、雰囲気も最高だし、何より食事がすっごく美味しかった。
カルマくんの男気も見れたし、周りの親子連れを見て、未来に思いを馳せることも出来たし、
カルマくんと毎年作ってるコインもまた1枚増えたし、
確かにちょっと無理はしてしまったけれど、
行って本当に良かった。

次に行けるのはいつになるかなー。

妊娠後期

性別発覚?

28週になってようやく、医者・看護師さんたち・私が「あっ」っていうエコー画像が見えた。
お医者さんが「旦那に似て、立派な物が付いてるねぇw」の発言に、
私も私で「そうですねぇw」っていうやり取り。
なんやねん、この会話。

ただ、30週の検診では、「女の子かも?」との発言が……
その時、実母もいたのだけども、私も実母も「えっ」と固まる。
先週、男の子って言ってた事を伝えると、「んじゃ今日はよく見えないやw」との回答が……
どっちやねーん。
そんなわけで、未だに性別は「分からない」という事になっているわけです。

切迫早産っぽい?

28週ぐらいから、横になって寝ていても、お腹がぎゅーーーっと張るようになり始めた。
なので張り止め……ウテメリンを処方してもらったのだけれども、
これが、動悸・吐き気・手の震えがやばいやばい!!
その上、貧血判定ももらってたので、
薬を飲んだ後は、ベッドの上から動けない、歩けない、トイレにも行けない、という状況に……
ただ、薬の効果はテキメンだった。
張りは確実に治まってたし、薬を飲んでいる限りは、早産にはならなそうな雰囲気を感じられた。
だから、副作用は…………耐えるっ!!!
3日も飲み続けたら、副作用はかなりマシになったかな?
ただこの出来事のお陰で「いつ動けなくなるか分からない」と身をもって感じたので、
入院グッズ、赤ちゃんグッズを慌てて買いそろえた。
あと、大学の友人との食事会はお断りをした…………悲しい。

布おむつの作成

段々と、こう、「こういう育児をしたい!」という思いが固まってきたのが妊娠後期。
中期も思ってはいたけど、ポリシーみたいなのはなかったからね。
その育児の方針が、兵児帯抱っことオムツなし育児。
オムツなし育児と言っても、本当にオムツをしないわけではなくて、
赤ちゃんに自然と備わっている排泄感覚を、オムツで損なわないように、子どもの様子をしっかりと観察した上でオムツの外で排泄させましょう、という育児。
猫を飼ってると分かるけど、
トイレしたいのになぜか我慢している時、というのが分かる。
それと同じ感覚で育児をするのかな?と思っている。
もちろん、布おむつをするということは、当然排泄をオムツにしてしまう(失敗)もあるわけで、
それはそれで落ち込まずに、無事にオムツ外(トイレとか)で出来たら「やったー♪」と喜ぶ……
そんなゲーム感覚でする育児だね。
オムツも外れるのが早いらしいし、オムツかぶれの心配が少ないみたいだし、
親が負担にならない程度に楽しみながらやってみたいなぁ、と思ってる!
そんなわけで、布おむつ&オムツなし育児で頑張る予定でっす。

猛烈な胎動

妊娠8ヶ月になってから、急激にお腹が出てきた!!!
腹がでかい! 重たい! 苦しい!
その上、胃と肺を思い切り蹴飛ばされるので、「うっ」とか「あぁぁ!!」って変な声をあげることが増えた。
胎動が可愛い? ……もう、後期までくると、そんな生温い感じじゃないね!!
痛いし苦しいね!
しかも蹴飛ばすと同時に、膀胱に頭突きを食らうから、トイレが近くなるよっ!!!
お腹が張ると、首を絞められるような苦しさがやってくるんだけれど、
そこに更に胎動で肺を蹴飛ばされると「ちったぁ、大人しくしろ!!!」と言いたくなるわけです。はい。
でも、元気なのは、良いことですね。はい。良いことです。良いことです……
ただ、今晩も胎動が痛くて眠れない夜を母は過ごすのですよ…………

トキちゃんに対する気持ち

布おむつを作ってて、初めて「母になるんだ」と感じた。
それまでは何というか、子どもを産む気満々ではいたけど、
出産時に自分が死んでしまうのではないか、とか、
流産、早産、死産の心配ばかりをしていて、何も行動できなかったんだよね。
それが「母性」と言えばそうなのかもしれないけれど、
何というか……どちらかというと「目標達成できなかった絶望感」に近い感じ?
「母だから」という感じの不安ではなかった。
布おむつが完成してからは、教育方針を調べたりだとか、
出産直後に発生するであろうトラブル・対処法・心構えを調べまくっている状態。
この時は、完全に「母目線」だね。
こうやって、父母子手帳を作ろう、と思えたのも、布おむつを作り終えて、
母としてある意味覚悟が決まったからなんだと思う。
出産で自分が命を落としてしまう不安は、未だにないわけではないけれど、
確率の話で行くと、1年間で交通事故で命を落とす確率よりは低い確率なのだとか。
不安に思っていても仕方がないし、それだけ低い確率なんであれば、
自分の健康管理をしっかりとして、運動もして、出産に備えよう
と、生産性のある行動を取れるようになってきた。
まだ「子どものために体を張ってでも~」というほど母には成れていないけれど、
ゆっくりとゆっくりと、私の気持ちは母になってきているようだ。

今感じてる不安

育児方針の心配は当然あるんだけれど、
それ以前に、私もカルマくんも、「親になる」という事に対して、不安がいっぱいなわけです。
カルマくんは、たぶん「妻と子どもを養っていけるか」とか「仕事を継続していけるか」とか、
世間からは怒られそうだけど「ゲームする時間が減りそう」「自分の時間が減りそう」とか……
私自身は、「子どものみではなく、カルマくんも支えなきゃ」とも思っているし、実家にいるが故に、実親とカルマくんの板挟みになっているから、そのストレスはそれなりに大きいし、
育児もやっていけるか不安だし…………
何より、2人とも心配しているのは「夫婦喧嘩をすること」だね。
妻から母になった私が、理不尽にカルマくんにキレる事、それに伴いお互いの関係がギスギスしてしまうことを凄く凄く心配している。

子どもが生まれることは楽しみ。
でも、もう引き返せないという漠然とした不安。
何より、最愛の人と関係が壊れてしまうかもしれないという不安……
今はまだ、不安の方が大きいわけですな。

ただまぁ、「何とかなるっしょー♪」とただただ能天気に構えているわけではなく、
お互いに不安に対して対策の話し合いもしているので、
何も考えないよりはマシな状況になっている……かな?
陣痛の痛みもそうだけど、こういう不安だって、「案ずるより産むが易し」なんだろうね。

来月にはもう、ここにはトキちゃんがいるかもしれないからね。
無事に五体満足で生まれて、3人で笑って過ごせていますように。